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【専門知識】一戸建ての構造について 興味ある人は是非!2019年7月15日

こんにちは!

リリーです!!!

 

今回は少し話題を変えて木造住宅の構造について説明していきたいと思います!

実際はお家が建ってからでは見えない、どのように家が建っているのか興味ありませんか!?

最近はTVなどでリフォーム番組も増えてきてご存知な方もいるかもわかりませんが、

そこも掘り下げて説明していきますね。

 

ちょっとその前に、日本の住宅と海外の住宅。例えばアメリカを例に比較したときにこんなデータあります!

国交省のデータで日本の住宅寿命の平均は約26年でアメリカは44年といわれています!

なぜここまで差が生まれるのかというのはリフォームの考え方にあるんではないかと思います。

アメリカは中古物件を買ってリフォームをして住むという概念が強く

もちろん最近日本でもDIYが流行っていたりリフォームに対する考え方が変わりつつあります。

家の寿命を延ばすリフォームのポイントを抑えておけば日本の耐震技術は世界でもトップクラスなので100年でも200年でもお家は保てると考えのもと我々リリーフ住宅はリフォームに対して向き合っています!

 

それでは住宅の構造について!!!

1、木造軸従来工法

日本古来より伝わる伝統的な工法です。
木の柱と梁で骨組みを組み、“筋交い(すじかい)”という斜めの材で地震等の横からの荷重に耐える構造になっています。

日本で昔から建てられてきた工法のため、日本らしいデザインが最も引き出せる工法といえますね!
そして、木という素材は鉄やコンクリートに比べて、軽くしなやかな上に遥かに高い断熱性能も持ち合わせています。
コストの面でも比較的低く抑えられます。

また、木は火事に弱いと思われている方もいるかも知れませんが、決してそのようなことはありません!

薄い木は直ぐ燃え尽きてしまいますが、柱や梁のような太い木は表面が炭化することで、内部を守り、構造耐力がなくなるまで燃え尽きるにはかなりの時間を要します。
そのため、建築業界でもこの木の耐火性能が見直されています。

一方で、木は自然素材の良さが最大の魅力である反面、床下や屋根裏の湿気による腐朽やシロアリ等の害虫による被害などが多いことが難点です。
また、一般的な木造軸組在来工法では、壁に筋交いを入れる必要があったり、鉄やコンクリートに比べると強度が劣るため、柱のない大空間や壁全面窓等の設計の自由度は低くなります。

2、ツーバイフォー工法

この工法は最近の住宅にとても多いです!
アメリカから伝わって来た、材料寸法や釘等が規格化された非常に合理的な工法です。
木の間柱(2インチ×4インチ等)と合板等の板材で壁を作り、壁で建物を支える構造になっています。
材料寸法や釘の規格化によるコストダウンが期待出来るのに加えて、職人の技術差による施工ミスを少なくすることが出来るのが特長です。
木という素材の断熱性能が期待できるのに加え、規格された合理性をそのままに、間柱を4インチから6インチや8インチに変えることで壁の厚みを増し、断熱性能を高める等、工法の特長を活かした住宅もよく見られるようになってきました。
北欧や北米などで見られる高気密高断熱の家もこの工法の応用です。

柱や梁という点で支えるのではなく、壁という線や面で全体を支える工法ですので、地震等にも非常に強いというメリットがあります。その反面、壁の量と配置バランスによって建物が構成されているため、壁に大きな窓を開けたりすることは不得手なのです。

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以上が大きく分けて2つの住宅構造になります。

最近はやはり2×4工法が多くみられます。

我々も築20年未満のお家をリフォームに伺った際は2×4工法のお家が多い印象がありますね!

 

今回は工事とは脱線したブログになりましたが、たまにこういった専門的なブログも書き下ろしていきたいと思います!

 

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