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セキスイかわらUの屋根についてご紹介します!2019年6月19日
こんにちは!リリーです^^
今回は一昔前に問題とされた「セキスイかわらU」について
記事を書いていきたいと思います!
そもそも「セキスイかわらU」が分からない方のために写真を載せておきますね!
こちらがセキスイかわらUです!
「セキスイかわらU」は本物の瓦屋根のようなフォルムで、屋根カバー工法などにも対応できるため、全国で50万棟以上に使用された実績があります。
アスベストの健康被害による問題を受け、1990年8月、「セキスイかわらU」はノンアスベストの製品として再販売されます。
しかし、製造元の想定よりも、弱くて脆い屋根だったのが原因で相次いでクレームが報告されることとなります。
そのため、「セキスイかわらU」の販売を2007年に終了し、屋根瓦の販売自体も2013年に撤退しています。
このように問題が多く販売終了となった現在でも、「セキスイかわらU」を使用されている方は数多くおり、
「メンテナンスはどうしたらいい?」などの相談も多くいただきます!
劣化症状が進んだかわらUは屋根の表面を歩くだけで簡単に割れてしまったり、
ヒビ割れという症状が発生してしまうため、
基本的には既存のかわらUを撤去してから新しく屋根を葺き替える、葺き替え工事が望ましいとされています。
しかし、屋根の状態によっては塗装する事も可能なのです!
以下の写真をご覧ください。
ご覧のように屋根材本体は塗膜の剥がれている所もありますが、
右側の写真と比較すると瓦Uが縦横で重なる部分は崩れておらず綺麗な状態のまま殆ど劣化していません。
本体を固定している吊り子金具もしっかりしているので強風で屋根が剥がれる心配もなく、この状態なら塗装しても全く問題ありません。
右の写真は、屋根の基材部分まで劣化が進んでいて人が立って歩くとバリバリに割れてしまう状態、塗装しようとしても
塗料が基材と密着せず直ぐに剥がれてしまうので葺き替えが必要な状態です。
実際の塗装を行った瓦Uをお見せいたします!
屋根の状態が良ければ綺麗に塗装する事は可能です!
しかし、きちんと判断を行わないと塗装を行っても数ヶ月で以下のようになってしまいます。
これは塗装してから8か月の瓦Uの屋根の状態です。
ここまでひび割れが大きくなると雨漏りなどの症状が発生してしまうため、葺き替え工事が必要になります。
しっかりとした知識を持った業者に依頼をしないと、1年間に屋根の塗装と屋根の葺き替え工事を行う羽目になるため、
皆さんは絶対気を付けてくださいね!
この記事を読んで、セキスイ瓦Uを使用されていて屋根のメンテナンスをお悩みの方は
是非弊社までお問合せ下さい!
しっかりと屋根の状態を診断させて頂きます!
間違っても値段だけを見て施工をしないように気を付けましょう!
それでは!
只今、注文殺到中!!
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