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外壁塗装の際の用語2017年5月28日
こんにちは。 今回は外壁塗装する際や見積もり段階で色々と専門用語が出てくることがあるので ここで簡単に紹介したいと思います。
●クラック・ヒビ
外壁にクラック、ヒビが入っている状態では
内部に雨水が入ってくる可能性があります。
毛細管現象で壁の内部に雨水が広がる危険があります。
→ 基本的に、外壁に現れるヒビの原因は地震などの振動が多いと思います。
大きな国道沿いの家などは、トラックなどの大型車両による振動の場合も
ございます。このヒビも雨水の浸入が発生しますので要注意です!
●チョーキング現象
チョーキング現象とは、太陽の紫外線によって塗料が分解され、粉状となって
析出されたものを言います。本来の塗料の防水性能が失われ、外壁の劣化が促進される
可能性がございます。
→ 塗装がはがれてしまうと塗料という保護膜がないため、
太陽の紫外線や酸性雨などに直接、攻撃を受けてしまい
外壁の寿命を縮めています。外壁の下地がコンクリートの場合などは、
酸性雨の影響により、本来アルカリ性のコンクリート成分が中和され、
酸化するため劣化を促進させてしまいます。
この状態が進行すると、コンクリート内部の鉄筋が腐食され、
腐食した鉄筋の膨張により表面のコンクリートが崩れ落ちてしまいます!
●凝集破壊
窯業系サイディングのひび割れを言います。
不良シーリング材の使用や混合不良によって生じる現象で、
表層部が劣化したり、目地が膨れたりします。
→ 外壁のパネルとパネルを繋いでいるゴム状の柔らかい物質をシーリングといいます。
窓と壁の接合部分にも打ってあります。このシーリングの役割は地震の振動を吸収したり、
雨水の浸入を防ぐ為の大事な役割を果たし、一般的に「コーキング」とも
言われることもございます。このシーリングが劣化するという事は、
雨水の浸入を許してしまうことになります。
外壁の内側に雨水が入ると壁の内側は防水処理がしてない為、
壁の内部の木材などの腐食の原因となります。