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必ず知っておきたい!屋根の塗装工事で大切な作業(^0^)/2019年6月4日
こんにちは!リリーです^^
本日は屋根の塗装工事で大切な「縁切り」の作業について記事を書いていこうと思います!
皆さんは「縁切り」という作業はご存知でしょうか?
おそらく名前だけ聞いても知らない方が殆どだと思います(ノ・人・`)
一般的な方にはなかなか馴染みのないワードですが、屋根の耐久性にも関わってくる作業ですので、屋根塗装をする前には縁切りについて知っておくことがポイントです。
なのでまずは「縁切り」とはどのような事なのかについてご説明したいと思います!
「縁切り」とは
スレート瓦の屋根をローラー等で塗装すると、瓦の重ね目に塗料が入り込み、そのまま乾燥すると重ね目が塞がった状態になります。
「縁切り」とは、塗料乾燥後に塞がった隙間の塗膜を切って、水の通り道を確保する工程のことを指します。
尚、新築時にはスレート瓦は塗装しないので、新築後初めての屋根塗装の場合は「縁切り」は必要ありません。「縁切り」が必要になるのは、2回目以降の屋根塗装の場合です。※
※新築後初めてでも、縁がふさがっている場合は縁切りをおこなう必要があります。
「縁切り」作業は何故必要なのか?
屋根に降り注いだ雨水は、スレート瓦の重ね目の隙間を抜け出ることで、屋根内部に溜まらないようになっています。
しかし、重ね目の隙間が塗膜で塞がっていると、スレート瓦をつたって屋根内部に雨水が浸入し、雨漏りなどの原因になります。
雨漏りはなかなか症状が目に見えず、気づいたときには重症化していることが多い住宅トラブルの代表格。「縁切り」は、重ね目の塗膜をひとつひとつ丁寧に切っていく大変手間のかかる工程ですが、するとしないとでは、住まいに与える影響がとても大きいのです。
「縁切り」の作業の流れ
では次に、「縁切り」とはどんなことをするのか、具体的に見ていきましょう。
・「縁切り」の方法
「縁切り」はカッターなどの工具を使って、スレート瓦の重ね目を塞いでいる塗膜を切っていく作業になります。
・「縁切り」不要の「タスペーサー」
タスペーサーとは縁切り部材のことです。多くの場合、縁切りをするには皮スキという道具を差して塗膜を剥がしていきます。
つまり、縁切りにはせっかく塗った塗装を剥がすというデメリットもあるわけです。かなり大きな音がしますし、重なり部分に入っていた塗料は乾きが遅く、
再びくっついてしまうこともあります。作業時間も2人がかりで1日かかることもありますし、完成した塗装を踏んで汚してしまうこともあります。
タスペーサー工法は、屋根材のコグチ部分からタスペーサーと呼ばれる小型の部材を挿入するものです。タスペーサーは屋根材を持ち上げた状態で固定されるので、縁切りと同じ効果が得られます。通常は下塗りが済んだ段階で挿入します。単純に手で挿入すればいいので、作業時間が大幅に短縮もできます。
以上が屋根の塗装工事において大切な作業「縁切り」についてです。
我が家の屋根が「縁切り」されているかどうか、気になって仕方なくなったのではないでしょうか?
もし、気になることや不安があれば、住宅の診断、お見積りは無料で行っていますので、
是非弊社までお問合せくださいね♪
それでは!また!
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