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雨漏り依頼調査2016年10月1日

弊社ホームページから雨漏り依頼のお電話をいただきました。

普通の雨では漏らないけど吹き付ける雨だと雨漏りするとのこと。

うーん。今年の日本の天候は異常なほど雨が降るし強い雨が続くのが多いですよね。((+_+))

ということで早速会社から近い練馬区のお困りのお客様宅へ~go

行ってみて話を聞いてみるとどうやら屋根のところから漏ってるのが濃厚そうだ。

屋根塗装工事dscf4147

屋根名称はアーバニー屋根。カラーベスト類のセメント屋根だ。カラーベスト屋根と材質はほぼ同じだがデザインが特徴的で知的に見えることから一時期流行った屋根だ。デザインはいいけど水が回りやすいんですよね~。

ほほ雨漏りしているところは推測できますけど、雨漏りは油断できませんので、しっかり雨漏り診断士の専門有資格者が散水チェック。

散水開始5分後に早速特定。場所がわかりました。屋根勾配が少なく規定勾配(屋根の角度を業界では勾配という)以下だったため一部屋根箇所に水が残り、毛細管現象と言われる症状が起き、雨漏りが発生していました。なんで規定勾配以下の屋根がつかわれているのだ。。屋根専門からすると大変遺憾な事実だ。。

お客様に事情を伝え、予算をかけない方法でしたら一部毛細管現象を高圧洗浄で取るのがいいですよ~と伝えたところ、一部直してもまた同じ事が起きるのが怖いからとの事で全体的な毛細管現象をなくす屋根塗装を施すこととなりました。20年以上メンテナンスもしていないし、廃盤の屋根だったら後々のことも考え一気に処理し長持ちさせようとの事でした。確かに後々の事を考えたらそれが賢明だ。アーバニー屋根は現在廃盤で屋根材が売られてないものになるから普通の屋根材より悩みは深刻だ。普通の屋根だったら経年劣化により屋根が割れても屋根材を差し替えることができるけど、アーバニー屋根はできませんからね(*_*;

このように雨漏りしても葺き替えだけでなく、コストをかけない塗装工事というのもありますし、一部補修で雨漏りが止まるケースもありますので、雨漏りしたからと言ってそんない悲観的にはなる必要は全くないですからね~。